マリオ・バロテッリ (写真:GPG-BPA/フォート・キシモト)

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日本時間2日、セリエA第22節(トリノ戦)に出場するもリーグ戦初ゴールとはならなかったACミラン本田圭佑。試合終了間際にアンドレア・ペターニャと交代、チームも引き分けに終わり、周囲の期待に応えるだけのパフォーマンスを見せることはできなかった。

そんな折、2日放送、テレビ朝日「やべっちF.C.」では、本田のチームメイトであり、イタリア代表マリオ・バロテッリに行ったインタビューの模様を放送した。

様々な蛮行や暴言の数々から“悪童”と呼ばれるバロテッリは極度のメディア嫌いでもあり、インタビュー自体が珍しい。「何よりもこの偉大なチームでプレーできることを嬉しく思う。新監督のセードルフもいい人で選手とのいい関係の築き方を知っている」。インタビューの冒頭、2013年から加わったミランの、そして、セードルフ新監督による新体制について口を開いたバロテッリは「監督の考えていることを僕ら選手たちもみんな理解できているんだ」と続けた。

また、本田については「すごくいい関係だし、いいヤツだ。とても落ち着いているし決断力もある。自分がしたいこととできることがわかっている。彼が来てくれて嬉しいよ」と語ったバロテッリは、「もうすでに本田はチームにも上手く溶け込めている。彼とは英語でコミュニケーションできるからね。時々僕がイタリア語を彼に教えているんだ。本田が僕に日本語を教えてくれる時もあるけど、ちょっと難しいんだよね。まあ、イタリア語は本田も少しずつ話せるようになると思うよ。僕らも彼にはなるべくイタリア語で話すようにしているからね」などと明かし、円滑なコミュニケーションがとれていることをうかがわせた。
(写真:GPG-BPA/フォート・キシモト)